盛岡市の中心部にひっそりと佇む三ツ石神社。
その名を聞いて、ピンと来る人は地元の方か、神社好きの方かもしれません。
実はこの神社、岩手という地名の由来になったという伝説が残る、歴史ある神社ということをご存知ですか？
さらに、鬼がらみの伝説や、パワースポットとしても注目されている場所なんですよ！
今回は岩手在住の神社マニアが三ツ石神社の魅力やご利益、アクセス方法まで詳しく紹介していきます。
観光やお参りの際の参考にしてみてくださいね！
三ツ石神社は岩手の地名の由来になった神社
三ツ石神社は、岩手県盛岡市にある由緒正しい神社です。
この神社は、岩手という地名の起源に深く関係しているといわれています。
その名前の通り、境内には大きな三つの岩が鎮座しており、これが神社の象徴となっています。
伝説と結びついたこの三つの岩が、地名「岩手」の由来になったとされています。
「鬼の手形」伝説とは？
三ツ石神社には、古くから伝わる「鬼の手形」の伝説があります。
昔、この地に悪さをしていた鬼が、神の力によって三つの岩に縛られたとされています。
鬼は降参の証として、その岩に手形を残したといわれており、現在でも岩に手形のような跡が確認できます。
この伝説から「岩に鬼の手形が残っている場所」として知られるようになりました。
マンガ日本昔話でも『岩手』という物語に出てくる３つの岩は三石神社の岩の可能性が高そうです。
この話が「岩手」という地名の由来になったという説も有名です。
岩に鎖が巻かれている理由
境内の三つの岩には、実際に鎖が巻かれています。
これは、伝説の中で鬼を縛ったとされる鎖を再現したものです。
神話を体感できるこの演出は、訪れる人の記憶にも強く残ります。
写真スポットとしても人気があり、歴史や伝説に触れながら参拝できるのが魅力です。
大昔鬼が縛られていたことを想像するとワクワクしますね！
三ツ石神社のご利益は厄除け・縁結び
三ツ石神社は、厄除けや縁結びにご利益があるといわれています。
昔から地域の守り神として信仰されており、災厄から身を守る力があるとされています。
また、最近では縁結びや恋愛成就のパワースポットとしても注目されています。
カップルで訪れる方や、良縁を願ってお参りする方も増えているようですよ！
願掛けの方法やお守りの種類
三ツ石神社では、通常の参拝方法に加えて、岩の前で願いを唱える「岩前祈願」が人気です。
手を合わせながら、自分の願いごとをしっかり伝えるのがポイントです。
お守りは厄除けや縁結び、交通安全など種類も豊富です。
授与所で購入できるため、お参りの記念にもおすすめです。
三ツ石神社の境内の見どころを紹介
三ツ石神社はこぢんまりとした境内ながら、見どころがしっかりと詰まっています。
特に岩や神話のモチーフを生かした造りが印象的です。
季節によっては緑が豊かで、心が洗われるような空間が広がっています。
三つの大岩と手形のある岩がシンボル
境内の中心にある三つの大岩は、三ツ石神社の象徴ともいえる存在です。
鬼が縛られていたと伝わるこの岩には、手形のような模様も確認できます。
この三つの岩は、それぞれが神聖な存在とされており、写真を撮る方も多いスポットです。
岩そのものに触れて祈ることで、ご利益を得られるともいわれています。
静かな環境で落ち着いた参拝ができる
三ツ石神社は市街地から少し離れた場所にあるため、とても静かです。
参拝客も多すぎず、ゆっくりと自分のペースでお参りができます。
というよりは観光客はさほど多くないので、県内在住の方がメインと言った感じでしょうか。
都会の喧騒から離れて、心を落ち着けたいときにもぴったりな神社です。
三ツ石神社へのアクセス方法と駐車場情報
三ツ石神社は、盛岡市内に位置しており、市街地からのアクセスも良好です。
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